ちょっと独自性のある担々麺が人気な長久手市のラーメン屋。
今回は夏メニューを注文。
担々麺 こころ家
長久手市役所の近くの、微妙に見落としそうな控えめな店。車で素通りするくらいでは駐車場もなさそうに見えますけど、よーく注目すれば表示あります。建物の横を抜けて裏手に回って、でも真裏じゃなくてその隣の未舗装の場所が駐車場です。初見殺し(笑)
私はそれほど担々麺食べないので他店との比較が難しいですけど、ここの担々麵はちょっと個性的みたいです。一般的なものより辛みが少なく胡麻感の強いスープが特徴の「まろやかでコク深い担々麺」です。もちろん基本のまろやか担々麵だけでなく辛さとシビレの「麻辣」というメニューもありますし、卓上の七味ならぬ「十七味」で辛くする事もできるので刺激を求める人にもオススメな店です。
夜営業は17時半から。今回は日曜の18時前に行きましたが、ほぼ満席でギリギリ座れました。とはいえ私の後にも次々来客があるか…といえばそうでもなく、並び客が出るほどではなかったです。
冷やし坦々まぜそば
冷やし坦々まぜそば900円。追い飯つき。
普通の担々麵は何度か食べた事がありますので、今回は季節限定メニューを注文。何となく「冷やし」って言葉だけで夏っぽいヴィジュアルに見えてくるのは何故だろう…
器も冷え冷え。これは良い。
盛夏に冷やし麺が温い器で出てきたら…食べる前から期待値減は避けられません。
キンキンに冷えたジョッキのビールが最高!ってのと同じ(゚∀゚)
「まぜそば」としては比較的汁気があるタイプかな?付属のレンゲで掬えるくらいのスープ感はあります。少々お見苦しいですけど混ぜるとこんな感じ。麺は中太くらい。
味は「こころ家の担々麺」らしく辛み少なめで、胡麻感とミンチ肉の旨味が際立ってます。刻みタマネギやモヤシの清涼感もあり、濃厚でコク深い味ながらすっきり食べられます。とはいえ「まぜそば」なので、スープありの普通の担々麺よりは味濃いめに感じやすく、胡麻のまろやかさより塩分やタレ感を強く感じます。比較するとクリーミーさが控えめでシャープな印象。キリっとした味で夏メニューらしいとも言えそう。私は好きですね。美味しいです(*‘ω‘ *)
あと、麺の食べ応えが良いです。
そもそも冷やし麺はコシや弾力が強くなりやすいですけど、ただ硬いだけではなくプリっと強めの弾力とツルっとしたのど越しが最高。豪快に啜って食道を冷たい麺が流れ落ちていく感覚が気持ち良い。
十七味やニンニクを投入して、さらに辛くスタミナ感あふれる味に。
十七味は「こころ家のオリジナルブレンド七味」です。普通の七味が和テイストなのに対して、十七味は中華っぽいというかアジアンな香りも漂う感じ…でしょうか。中身の詳細は不明ですけど、名前どおりなら17種類の何かがブレンドされてるんでしょうね(笑)
麺を食べ終わったら「追い飯」をもらいます。
少量の白ごはんです。
残ったスープに投入して十七味と昆布酢をかけて〆の雑炊的なヤツですね。
スープを最後まで堪能できます(*‘ω‘ *)
昆布酢は、個人的には旨味より酸味を強く感じます。さっぱりしますけど、私はあまり酸っぱいの得意じゃないので入れすぎは危険。むせます。むせた拍子に十七味が気管にでも入ったら地獄です(゚Д゚;)
追い飯まで食べるとお腹いっぱいです。
そのまま食べて良し、味変良し、〆も良し。味自体も美味しかったですが、色々楽しめるという過程を考慮すると本当に満足度高いメニューだと思います。
ごちそうさまでした。
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