【スノボブーツ】BURTON IONワイド。1シーズン使って感じたメリット&デメリット。

スノーボード

23-24シーズン始まりましたね。

テンション上がるぅ~↑↑(゚∀゚)

ですが!

今季は道具の値段が軒並み爆上がり。どれも20%UPくらいの印象かな。マジやってられん。去年買っておけば良かった道具がアレコレ…。道具の検討で頭がいっぱいな毎日です(´-ω-`)

なので。皆さんも今季は特に(たぶん数年は高値が続きそうだけど…)慎重に検討して欲しい。道具購入に出費しすぎたのが原因で滑りに行く回数減るのは本末転倒なんでね。

 

書いてる人は、これくらいのスノボ歴ですよ…的な話

◆スノボ歴。

40代のオジサン。スノボ歴6年くらい…というか。20代の頃に年数回やってたけど全く行かない時期が10年以上あり。40前から再開して現在は年間20~30回行くという意味不明な経歴です(笑)

◆スタイルや志向。

選ぶ道具とかセッティングとか、昔からグラトリ寄りのオールラウンド志向。最近はカービング割合が高い。40半ばでグラトリ練習はしんどい。でも見るのは好きよ。

◆そもそもの運動能力。

仕事はデスクワーク。スノボ以外の運動らしい運動はしてません。不定期にウォーキングやランニング程度はする。最近、歳のせいか運動能力の低下を感じる( ;∀;)

 

という事で。

私のレビューは普段バリバリ運動してない人向けです。

私もネットやらYouTubeやらでプロ級の人達のレビューを参考にするけども。それだけでは当てにならんというか…もちろんその道具のMAX性能を知る事はできるけど…私自身の能力値では再現性がないなーと感じる事が多い。結局、自分が使ったらどれくらいの事ができるのか?って悩む。できれば、能力値が近い人のレビューも見た方が参考になると思う…けど、そんな素人レビュー多くないんだよねー(^_^;)

ま、ゴチャゴチャ書きましたが、それほど上手くないスノーボーダーが使うとこんな感覚なんだ…という参考にしたら良いよ!(笑)

 

 

ION ワイド

メンズ Burton アイオン ワイド スノーボードブーツ | Speed Zone | Burton.com Winter 2025
メンズ アイオン ワイド スノーボードブーツをはじめ、BOA®、Speed Zone、従来型のレースブーツが豊富に揃ったBurtonオンラインストア。

言わずと知れたBURTONのハイグレードブーツ。万能タイプ。

特徴を簡単に5つ。

  1. サポート力が強い。BURTONブーツの中で2番目に硬い。
  2. インナー「ライフライナー」のフィット感が抜群。熱成型可能。
  3. スピードレース。締め付け早い。ブーツの上下で締め分け可能。
  4. 幅広ワイド。でもワイドはBOA仕様なし。
  5. グラトリ界隈のインフルエンサーも使用。憧れで選ぶのもアリ。

 

ワイドじゃなければBOA仕様もあります。何だかんだ便利ではある。

 

 

最初に結論。

私が購入したのは22-23モデル。1シーズン使ってみての率直な感想としては、私と似たような能力値、スキル、スタイルの人が使うには…

めちゃ調子良いけどオーバースペックかもしれません。

使い方次第で様々な滑りに対応できるので、色々試してみるには面白いし試した滑りに応えてくれる性能も感じるのだけど、私の普段のスタイルで滑る分にはこのブーツじゃなくても良いかも…という感じ。すごく快適なんだけども。性能使い切ってないというか(^_^;)

 

 

具体的なメリット、デメリット

1.ライフライナーのフィット感が抜群。

私がION購入した最大の理由がコレ。お店で冷やかしで試着して一目惚れ。それまで軽量という理由だけで一番安価なMOTOを使用していたので、価格差なりの当然の違いではあるのでしょうけど。吸いつくようなフィット感とインナーブーツ締めるだけで十分滑れそうなホールド感はスゴイ。

 

2.ブーツが反発する感じがある。

ライフライナーの性能?ブーツ自体のソールのクッション性?踏み込んだり傾いたりした時に反発する感覚がある。MOTOのクッションは沈み込む…というイメージに対して、IONは反発。力強くというワケではないけど、心地良い感覚。

 

3.フィット感と硬めのフレックスで反応が早い。

インナーがしっかりフィットして足の動きをダイレクトにアウターまで伝えてくれるのと、硬めのフレックス…タンと足首回りがガッチリしているのでブーツから板へのパワー伝達にラグが少ない感覚です。

 

4.反応が早い分、コントロールがシビアな面も。

簡単に言うと「遊び」が少ない。不意に上体がグラついたりした時に体で吸収しきれないと、すぐにブーツからエッジまで伝わります。逆エッジなりやすいかも?

 

5.フレックス硬い分、筋力が必要。

ある程度の速度で滑ってる時は遠心力やらリズムやらで対応できるのですが。低速時の微妙なエッジコントロールは筋力が必要。というか非力な私には、足首回りが硬すぎて微妙に曲げようとしても全く動かないくらいに感じます。慣れと体重移動で何とかなる…か?

 

6.フレックス硬い分、柔軟性が必要。

私が体硬いのが問題なのかもしれませんが。転倒して尻もちを付くような体勢になった場合、足首がほぼ曲がらないので立つのに非常に苦労します。MOTO使用時には感じたこともなかった不自由感。一般的にハードなブーツでも皆さん普通に立てるのでしょうか?(゚Д゚;)

 

 

私のIONの使い方

1.普段の滑りでの使い方。

私は普段、ダックでフリーラン…カービング練習&ちょいグラトリ…という感じで滑ってます。カービングは棒立ち軸ターン苦手なので、体勢低くしてから傾くやり方。(詳細割愛しますが、青木玲さん他 YouTube参考にしてます)グラトリは低速でプレス系が多いです。この滑り方でIONだと不都合に感じるのは、硬すぎて足首が曲げにくい事。

なので、両足あるいは前足の上部のレースは完全に緩めてます。締めるのはつま先のレースだけ。メリットの項目で書きましたが、インナーのホールド力が強いのでこれで十分滑れます。(速度で言えば最高70㌔、平均40~50㌔くらいかな…?)でも、これじゃIONの特徴であるフレックスの硬さを活かせてない…というご指摘もあると思います。ごもっとも(´-ω-`)

 

2.私がIONの硬さを活かすとしたら…

前振りセッティングでカービング重視の滑り。

以前、フレックス柔らかいMOTOで前振りセッティング(21度、6度)でカービング練習してた時の話ですが。トゥターン時に後ろ足の足首痛めた事があります。板を上手く立てられず、体の傾きと速度による圧力で足首潰された感じです。全治2週間ほど。それ以来、前振りは怖いです。でも、IONの硬さなら足首守ってくれそう&体の傾きを自然に板の傾きへ転化してくれそう。

ちなみに、ダックスタンスなら個人的には大丈夫なんです。ある程度膝を内側に入れられるので、足首への圧を逃がせるというか。傾ける範囲が大きいというか。前振りだと板を立てる以外に力の逃げ場がない…気がします。個人個人で関節の可動域が違うので、皆さんも自宅でダックと前振りで、足裏を床にベタ付けのままトゥ側に傾いて比べてみると分かると思います。

 

 

まとめ

まとめると。

日常的に運動してない人、あるいは筋力&柔軟性に自信がない人で、ダックスタンスで中低速フリーランが中心なスタイルの人には、IONはオーバースペックになるかもしれません。

全く向かないと言っているワケではないです。緩めて履けば自由度は増すので快適に滑る事はできます。前振りカービングも始めてみたいという人にもオススメできます。

個人的には色々な感覚で滑れて、めちゃ調子良いブーツです。

現状オーバースペックだとしても、自分がレベルアップして使いこなせば良いだけです。

 

 

しっかり検討して、バッチリ揃えて、今季も楽しんでいきましょー(=゚ω゚)ノ

 

 

 

 

 

 

もう少し下のランクならRULERも良い。

RULERならワイドでBOA仕様もある。

 

 

 

【スノボ道具の記事】

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