相変わらず「みそきん」売ってないねー。
再販されたらしいけど、けっこうセブン利用するのに未だに見た事ない。
もちろん興味はあるのだけど。
「あー。こんな感じの味か」程度の感想になりそうなので、高額な転売品を買うほど愚かな事をする気にもならない。普通に売ってりゃ買うけどね…的なスタンス。
という事で、
今回はネットで評判良さげな味噌カップ麺を何種類か食べ比べてみた。
ちなみに。「みそきん」みたいに話題になってる商品は別として、私はラーメン好きと言ってる割にカップ麺は普段それほど興味を惹かれません。なのでカップ麺への認識がほぼ昭和で止まってます（笑）たまーに日清カップヌードルのカレーorシーフードが食べたくなる。あるいは辛い物食べたい時にセブンの蒙古タンメンが候補に挙がるくらいのレベルです(^▽^;)
【凄麺】ねぎみその逸品
スープは甘め。
味噌自体も甘めだけど、ネギの甘みかな？野菜っぽい甘さを感じる。カップ麺ってこんなもんだろ…という想定を超えてくる美味しさ。衝撃です。ま、強いて言えばパンチが弱いかな。スパイスが少ないのか？お好みで入れるニンニクで多少改善されるけど、ガツンという印象ではない。じわーっと甘旨く、ネギの風味でアクセントを足してる感じのスープ。
具材は長ネギのみだけど、量は多い。お湯を注ぐ前の状態で言えば、フリーズドライの野菜スープでよく見るような、大きめのブロック状のネギの塊が加薬で入ってます。咀嚼するとネギの甘さ香りが広がって美味しい。
麺はノンフライ中太。こちらも衝撃的に仕上がりが良い。待ち時間は5分。以前、別のカップ麺でノンフライの太麺は戻りにくいので難しいな…的な感想を書いたけど。前言撤回します。適度なコシとツルツルな啜り心地。フードコートとかのラーメン屋との比較なら遜色ないほど。
これまでカップ麺はチープなスナック感覚こそが良さだという認識でした。けど、いつの間にか時代は変わってるなーと思い知らされた。このカップ麺はスゴイ(ﾟДﾟ)
【セブンプレミアム】すみれ 札幌濃厚みそ
税込321円。
スープは油が強いというのが一番の印象。
油はコクにも旨味にもなるのだけど。何だろう、特にひと口目は味噌の塩分濃度が低く感じてキレがなく、油のヌメっとした感覚とモヤっとした味が口に残った。食べてるうちに慣れてきたのか、ああ、こんな味か…と思えるようになったけど。
油が強めな事以外は特にコレといって突出した特徴はない気がする。コッテリ好きなら、300円程度のカップ麺として普通以上に美味しいと感じられると思う。でも、有名店の名前を冠してる割に…という多少の落胆もある。食べる前にハードル上げすぎたか？
具材は挽肉、ネギ、メンマ。
悪くない。まぁ、こんなもんだろと思える質と量。挽肉はインスタントの具材らしく味が濃縮されていて、スープの塩分濃度の物足りなさを補ってくれる。ちょうど良い。
ノンフライ中太麺。
麺の黄色が濃い気がする。けど、味はごく普通でした。こちらも湯戻りが悪いという事もない。むしろ規定の5分待ったら私の好み的には少々柔らかい印象。初見のカップ麺を自分好みに仕上げるのは難しい(^_^;)
皆さんのネット評価どおり美味しい部類には入ると思う。けど、私はセブンで同価格帯のカップ麺を買うなら蒙古タンメンの方が好きだなーと。
セブンプレミアムはネット通販は見ないので他商品ですが…
【麺職人】塩糀コク味噌
スーパー特売で150円くらい。
スープの油は少なめ。カロリーも300Kcalちょいでカップ麺としてはやや軽め。けど意外にスープの旨味が深いというか、これが塩麹の効果か？ニンニク感もあるので「あっさり」という印象ではない。ヘルシー寄りだけどストライクゾーン広めに仕上げてある感じ。
まぁ私みたいに尖ったラーメンが好きな人だと、何となく印象の残らないラーメンと感じてしまうかもしれないが。格別にではないけど、素直に美味いと言える味。
具材は野菜の細切れ。
店で食べる味噌ラーメンのイメージで各種野菜をチョイスしてるのは察するけど、とにかく量が少なく小さい。よほど集中して食べなければ野菜の存在なんて感じられない。具材はイマイチ。
麺はノンフライ細麺。3分でも5分でもなく、4分ってあたりに拘りが感じられる。細麺のためか仕上がりは均一。細麺なのにコシ、弾力がしっかりあって良い。美味しい。ただし、フタに全粒粉入りと書いあったけど、味とか風味とかは特別違いは分からないレベル。
低価格だけど、いろいろ拘りもアリ。比較的ローカロリー。深夜にラーメン食べたくなった時に良いかも。罪悪感少なそう（笑）
【麺づくり】合わせ味噌
先に言っておく。
スーパーの特売で120円くらいで購入したので、それも加味すると、異次元にこのカップ麺すげーなーってなる。それも含めて読んでほしい。
スープは先の麺職人より油は浮いており、単純にコクや食べ応えがある。ニンニクの風味もある。味噌は合わせ味噌でバランス系。このカップ麺のスープで特に他との違いとして感じたのは一味。後味にわずかにピリッとするのが印象に残った。
具材はフリーズドライの野菜。これも同価格帯での比較で申し訳ないが、麺職人より具材の量が多い。キャベツの切り方が大きく、口に入るとシャキシャキする。甘みも感じられる。
ノンフライ中太麺。
待ち時間5分。規定の時間だとやや戻りきっていない仕上がり。若干ムラあり。硬麺好きなら問題ないレベル。食べ応えあって個人的には好きな硬さ。
最初に書いたけども、この味、内容で120円は信じられん。コスパがスゴイ。もちろん価格抜きに評価すれば、200円台のカップ麺に見劣りする部分もあるのだけど。
私は麺職人よりは麺づくりがオススメ。
【凄麺】仙台辛味噌
【凄麺】シリーズ2個目。今回最初に食べて一番衝撃だったので。他にも味噌味あったので再確認すべく買いに走った（笑）
スープ。
同シリーズの「ねぎ味噌の逸品」より色が濃い。コクや旨味、スパイス感を強めに感じる。ラー油も浮いてるので、ピリッとした辛味と風味も特徴。ねぎ味噌よりパンチの利いた味ではある。
しかし、どっちが美味しい？と問われると困る。同じ味噌ラーメンでもベクトルが全く違う感じ。率直にどっちも美味しく、その時の気分で選びたい。
具材は、レトルト的な生タイプのモヤシ。あと、フリーズドライのキャベツ等の野菜が少々。
生タイプの食感がウリなんだろうと思う。そう意味では悪くない。けど店ラーメンのモヤシって食感だけじゃなくて、あの独特な風味も含めて美味しいと思うのだけど。このモヤシからは感じない。生タイプってスゴイなーとは思うが、惜しいね。…求めすぎか？
麺はノンフライ中太。5分。
相変わらず仕上がりが素晴らしい。コシがあってツルツル。スープが濃厚でパンチが強い分、麺の味は希薄に感じる。
今回食べ比べた中では、店ラーメンに近い麺というポイントでは、凄麺シリーズが最高という結論。それくらい驚いた。マジでスゴイ( ﾟДﾟ)
【日清カップヌードル】味噌
ネットの評価では味噌カップ麺の上位というワケでもない印象。だけど。個人的に日清カップヌードルが最強のカップ麺と思っているので、コレは食べ比べざるを得ない(ﾟ∀ﾟ)
3種類の味噌をブレンド。味噌は甘みより旨味と塩味が主張する系。濃厚です。でも、味噌以外の要素で複雑な味がする。他の味噌ラーメンとはひと味違う印象。
香りが違うのか？スパイス配合？スープのベース？日清カップヌードルってどの味でも同様の独自性がある気がする。何となく洋風っぽいような。スナック的と言えば良いのか。どの味でも共通して「あー、コレコレ…」となるジャンクな美味しさの要因は何だろう？個人的にはこの独特な味がたまに無性に食べたくなる。中毒性がある味。
具材は細切れ野菜と謎肉。ま、味によって具材は変わるけど、いかにもカップヌードルだなーという感じ。見慣れた光景（笑）
謎肉は山椒入り。いつもと風味が違って面白い。濃厚な味噌にちょうど良いアクセント。普通の謎肉でも成立するのに、拘ってるなーと思う。
フライド麺。
皆さんよく知ってるカップヌードルの麺。味、食感…ラーメンの麺じゃないと思う。パスタ的？うーん…そうでもないか？麺も独特です。チープでジャンクでスナック感覚。それが特徴だし良さだと思う。
ちなみに私は2分待たずに食べるくらいの硬さが好き。
今回食べ比べた中で、同じ味噌味でもカップヌードルだけ毛色が違う。他のは本格ラーメンを目標にしてる…って感じはするけど。カップヌードルは目指す気すらないような。そもそもラーメンというカテゴリーじゃないのかも。唯一無二。ゆえに最強？
ごちそうさまでした。
【カップ麺の記事】
