【事前調査】岐阜、奥美濃のスキー場に二駆のスタッドレスで行けるのか?

スノーボード
 ※実際に降雪時に行って評価を訂正しました。詳しくはこちら

 

 

引越しを機に、今シーズンからは岐阜でスノボするのがメインになりそうです。

どこのスキー場に行くにも「二駆なんだけど大丈夫?」というのが私の最大の懸念事項。

初めてのスキー場は冬までにドライブついでに下見に行く事にしています。

 

調査場所など

今回、下見に行ったのは高鷲スノーパークと鷲ヶ岳スキー場。高鷲スノーパークはダイナランドと、鷲ヶ岳スキー場はホワイトピアたかすとそれぞれ連結しているみたいで、これで4ヵ所のスキー場に行けるかな…という目論見で選定しました。

基本データ

  • 調査日:10月27日。
  • 車:二駆、FF、ステーションワゴン。
  • 運転者の経歴:長野在住4年。その間、二駆のスタッドレスのみで計100回ほどスキー場へ行く。チェーン装着は一度もなし。

 

高速道路の印象

名古屋周辺から奥美濃へ行く事を想定しています。高速道路ルートはこの2パターン。所要時間は2時間前後くらいです。

  1. 東海環状道→美濃関JCT→東海北陸道→高鷲IC
  2. 東名高速→一宮JCT→東海北陸道→高鷲IC

今回は東海環状道を通って行ってみました。

東海環状道の印象としては、土岐を過ぎて可児あたりから美濃関JCTまでほぼ片側1車線になるので降雪して他の車が事故ったり、前の車が超ノロノロ運転だと予定通りには行けなさそうな予感がしました。

というか、降雪で高速は通行止めになるのでしょうか?

調べてみましたが、過去の情報はあまり詳しく出てきません。何度か雪で通行止めになってるみたいです。どこからどこの区間とか、いつの事なのかとか、参考にするには不明確な情報しか得られませんでしたので記載はしません。

天気予報、道路状況の確認が大切だという事ですね…

 

 

高鷲スノーパーク周辺の印象

高鷲IC直後に3分岐あり。真ん中の「国道156号方面」へ進みます。

ICから町を抜けるまでは大丈夫です。道沿いに駐車場広めのレンタルショップがあり、看板には「タイヤチェーン」の文字も。山道に入ってもほとんどは緩やかな坂。所々、山道特有の折り返しカーブ地点のみ急勾配に感じます。けど止まらなければ登れると思います。

スノーシェッドの点検工事で片側交互通行の箇所がありました。2022年1月31日まで、8:30~17:00までという表示あり。土日祝以外は規制されてるみたいです。急勾配の場所ではなかったと思いますが、行く場合は確実に坂で停止させられると思ってた方が良いと思います。というか雪山道でスタック助長するような工事。もっと早めにやってよ。それとも積雪、凍結時は工事中止になるのかな?

スキー場直前の坂は上り側のみ2車線になってました。チェーン装着、スタック回避に利用するため?それとも積雪で埋まって1車線になる?また、入口直前で立ち入り禁止となっており、残念ながら駐車場までは行けませんでした。ナビを見るとあと3カーブくらい。まぁ問題はなさそうだけど、どうなんだろう?

 

 

鷲ヶ岳スキー場周辺の印象

高鷲IC直後の3分岐は一番左の「やまびこロード方面」へ進みます。

分岐後のループ状の道が、高速道路出てすぐとは思えないほど狭い。下見した時点では、ススキが盛大に道路にはみ出して生えてました。メンテナンスは期待できない?積雪したら更に狭くなりそうな予感。ハンドル操作誤ったり雪で滑ったりでガードレールにぶつからないよう注意必要かも。

ICからはずっと山道ですが、全体的にそれほど急勾配ではないです。10年以上前、同僚に運転してもらって四駆で行った事がありますがチェーンは使用しませんでした。四駆の話なので参考にもならんですが、大雪以外は二駆でも大丈夫かと思います。街路灯が少なく夕方以降がとても暗かった記憶があります。当時と同じ状況ならば見通し悪いので帰り道のスピード出しすぎに要注意。

やまびこロード交差して、到着手前のゴルフ場あたりの道が難関?1ヵ所、上り坂カーブがやや危険に感じました。ここで止まったら終わるかも?駐車場直前なので渋滞する?登坂中、カーブ中に止まらない事を意識して車間を十分とった方が良いと思われます。

 

 

まとめ

当然まだ積雪はしてないので実際のところは不明ですが。山道の勾配や雰囲気から推測すると、長野で言うと「いいづなリゾートスキー場」へ行くくらいの難度と感じました。老若男女、みんなが手軽に行けるローカルスキー場です。

たぶんチェーンは必要なし。止まらなければスタックもしない。けど、1シーズンに何回かは滑って車体が少々ズレたり、タイヤが一瞬空回りする経験は味わう事になりそう。それが嫌なら二駆では行かない方が良い。四駆でも安全とは限らないですが。

 

その他の懸念。

奥美濃の除雪業者の精度はどのくらいか?私が以前住んでいた長野は市街地とかIC周辺とか、生活圏内の除雪は驚くほど早いです。皆が「市内なら四駆なんて要らないよ」と言うのも納得の除雪能力。対して岐阜はどうなんでしょうか。奥美濃も雪が多い地方なので大丈夫そうですが、長野市内に比べて人口は少なそうです。人が少なければ業者も少ない。となると除雪が追いつかない、精度が低くなる…なんて事もありそうです。

②これも長野に比べてですが。岐阜のスキー場の方が雪無し地域からの来場者が多いようなイメージがあります。となると、自身の運転技術が高かろうが、チェーン装備してようが、四駆だろうが、他の車で問題が起きて巻き込まれる可能性が高まるという事を念頭に置いた方が良い。長野だろうが北海道だろうが同じ意識は必要なんですが、雪道に不慣れな人の比率の問題という話です。

 

 

 冬山道運転の注意点まとめ

  • 事前に天気予報、道路状況をしっかり確認する。
  • スピードを出さない。
  • 急加速、急ブレーキ、急ハンドルをしない。
  • 車間距離をとる。特に上り坂で渋滞して止まりそうな場所では多めに距離をとる。
  • 10㎝くらいの雪道より凍結やアイスバーンの方が危険。積雪がない、少なく見えても慎重に。
  • 車体が滑ったりタイヤ空回りした時には冷静に。アクセルを緩める。ゆっくり踏む。
  • 積雪道路でスタックしたらハンドルを切ってアクセルを踏んでみる。動き出したらハンドルを戻すor逆に切る…上手くいけば抜け出せます。後ろに注意して一旦バックしてみるのも良い。
  • 下り坂でのブレーキは小刻みに。ストレートで速度を落としてカーブでは極力踏まない。
  • 山中のトンネル入口に要注意。雪解け水がトンネル内で凍ってます。最徐行。
  • できればチェーンかスノーソックス車載しといた方が安心。

 

 

しっかり事前準備して安全運転で行こうと思います。

 

 

 

 

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