40代オジサンのカービングターン独学の黒歴史(゚Д゚;)
何となく滑れるようになって「脱初心者」かなーって思ってるくらいの初級者向け。ぶっちゃけスクール入るのが経験得るには一番だと思うけど、ちょっと行きにくいとか、とりあえず独学したい人が読むと参考になるんじゃない?(笑)
※私の実体験から、参考サイトどれが良いですよーっていうナビゲーション的な話です。
独学で調べてみて困ってませんか?
皆さんも興味持ったらとりあえずスマホで調べますよね。「カービング」って検索して。で、何が分からず躓くかって「色んなサイトで情報がバラバラな事」じゃないですか?
細かな違いはキリがないほどあるけど…
- 前足重心か後ろ足重心か。または板の中心に乗るのか。
- 体を進行方向に開くのか。板と平行に乗るのか。
- セッティングは、前振りかダックか。
例えば、こんな感じ。
「どれが正解なんだ」って思いません?困った事に全部正解らしいですよ。上級者は状況に合わせて使い分けているという事です。じゃあ、最初はどれが良いんだー?ってなりますよね…(;´・ω・)
前足重心か後ろ足重心か。または板の中心に乗るのか。
「カービングターンの捉えは前足重心。その後、板の中心に重心を移して抜けは後ろ足重心で…」というような解説をしているサイトもあります。正統派というか本来はそうなのかもしれませんが、そんな動きは初級者はすぐに実践できないと思います。最近はもっと簡易なハウツーを出してるサイトが増えていると感じますので、そのようなサイトも下記で紹介してます。
ちなみに、皆さんは滑ってる時の癖はありますか?
私はビビリなので後傾になりやすいと自覚してます。谷側で下ってる前足方向に対して重心を傾けるのは苦手です。なので、後ろ足重心のカービングハウツーを見つけた時に、コレはやりやすいのでは?…などと考えました。(①後ろ足重心と後傾は違います。②苦手を克服する気概がないのは問題です。…というのはひとまず置いといて。笑)
体を進行方向に開くのか。板と平行に乗るのか。
体を進行方向に開いた方が前方の視野が広がります。カービングはある程度の速度が必要なので、基本的には視野が広い方が速度に対する恐怖を抑えられると思います。セッティングが前振りの人は自然と体も前向きになりやすいですが、ダックの人は体を進行方向に捩じるので関節に負担がかかりやすい傾向があります。そのあたりのバランスを考慮。
細かい理由は省きますが、特にダックの場合、身体を開いてキッカー(ジャンプ台)を飛ぶと空中で意図せずとも板が回ってしまうので、本格的にキッカーもやりたい人は板と平行に乗るスタイルも知っておいた方が後々良いかもしれません。
セッティングは、前振りかダックか。
ありきたりの解答ですが、カービングターンには前振りが良いと言われます。トリックしたりスイッチしたり色々やりたい人はダックが良い。でも、ダックでカービングする人もいるし、前振りでトリックする人もいます。結局どっちやねん(^▽^;)
たぶん初級者なら極端なセッティングではないと思います。
それならとりあえず、今現在滑りやすいなーと感じてるセッティングで始めるのが良いのでは…?最終的にゴリゴリのカービングを目指すのだとしても最初から上手くいかないし、一日中カービング練習してるワケでもないと思います。楽しく滑れるのが前提でなければ続きません。徐々に滑れるようになって練習に不都合感じるようになったら変更すれば良い。
おすすめ参考サイト、YouTubeなど。
スノボー先生 by LATEproject
- レイトプロジェクトの瀧澤憲一さんのYouTubeチャンネル。
- 後ろ足重心。進行方向に体開く。ダックスタンス。
- カービングだけじゃなくグラトリのハウツーもたくさんあります。
- 工程を分解して一歩一歩習得するベイビーステップという考え方。
「ダックスタンスでいかにカービングターンをするか?」というハウツーがあります。多くの参考サイトで、カービング後半のズレをなくすには「後ろ足で抑える」や「板を送り出す」といった内容の解説をしています。「キレイな1本線のターン弧を描く」という事に焦点を置けば、後ろ足重心の基本姿勢で滑るのは一定の成果が出やすいと思います。個人的には、ここの動画を参考に初めてカービングっぽい滑りができるようになったと思ってます。
デメリット?というか、私が困ったポイントとしては、①後ろ足重心だけでは「深く曲がる」や「低い姿勢で曲がる」に繋がらない事、②速度と体軸の傾きのバランスをしっかり習得できてなくても1本ラインっぽく滑れてしまって、その先が難しくなかなか成長できなかった事…かな。
青木玲のスノーボード大学
- スノーボーダー青木玲さんのYouTubeチャンネル。
- ヒールターン前足重心、トゥ後ろ足重心。進行方向に体開く。
- 前足30度の後ろ足0度での動画が多い?前振りでもダックでもない。
- 理論派。解説に納得させられる。
「目的に対してどういう方法が一番理にかなっているか」という切り口での解説。こういうカービングにはこの動き、こういうセッティングならこの動き…みたいな。最近の動画では「鋭く深く低く曲がる」というような目的のものが多い。
納得させられるけど実践できるかは別。私としては前足重心のヒールターンは、よく曲がるけどテールがズレやすい感覚。やはりターン後半にかけて後ろ足に重心を移していく必要アリ?練習不足でしかないけど、重心位置をターン中に移動するのは難しい(^_^;)
その他、考察系のコンテンツが多く色々視聴してて興味深いチャンネルです。カービングの入口というテーマからはちょっと外れますが、低い姿勢でターンする事に関しての動画が個人的には非常に参考になってます。
SURF&SNOW
- カービングの神様「ラマさん」こと平間和徳さんのサイト。
- 超前振り。なので自然と体は前向き。
- ターンの仕組みや本質について。
初級者が実践するにはレベル高いです。ですが、カービングターンについて確認するために見ておくのは良いと思います。内容は「形を真似るのではなくて自分なりの感覚を磨いて板傾ければ曲がる」という、一番シンプルで難しい解答。道順は教えてくれてますが近道、裏道はなさそうです。速度とバランスの感覚は一朝一夕で身に付くものではないですが、マスターできたら応用力は非常に高い方法だと思います。
私は実践できません。エッジ抜けるか重力に負けて転びます(笑)
たまに基本に返るために確認するサイト。
SNOWBOARD NEXT
- ターンよりトリック系のハウツーが多いです。
- 動画概要欄に解説ページのリンクある場合あり。(トリック系に多いか…?)
- 何人かのライダーさんがレクチャーしてます。
カービングのハウツーというよりは、「初心者のこういうダメな滑りを改善するには?」というようなコンテンツで参考にさせてもらったサイト。自分の悩みと合致する動画があればオススメです。カービング自体は「重心の傾きで曲がる」という本質的なスタイルで簡易なハウツーというワケではありません。
いぐっちゃん。
- ラントリで有名な「いぐっちゃん」の動画。
- この動画ではダックスタンス。
- YouTubeチャンネルのハウツーはトリック系が多い。
私は体を進行方向に開いて滑りたい派なので、ボードに対して平行な乗り方の参考サイトはよく分かりません。なので、なんとなく見た目だけでも参考になりそうな動画(;´・ω・)
動画内容は「直滑降できればカービング簡単」という…初心者におすすめらしいですけど。正直簡単ではないというか「基本はまだ未熟だけどカービングかじれる方法ない?」って質問に対して「基本です」って答えるような…なんというか容赦ないシンプル解答というか…
結局…
自分が参考にしてるサイトまとめてて気付いたのですが、あまり簡易的と言えるようなのは少ないなーと改めて思いました。結局、本質は基本から積み上げるという…ひとつしかないのかも。
強いて言えば「スノボー先生」が細かく丁寧で段階を踏んでいて初級者には実践しやすいのかな…と思います。けど、それもその人の滑りのスタイルとの相性次第な部分もあると思います。
また、私自身の経験からですがセンスや運動能力が普通以下の人は独学だと上達スピードが遅いです。私は楽しいから続いてるだけで上手くないです。それもお伝えした上で、皆さんも独学するなら色々試してみるのがオススメです(=゚ω゚)ノ
【スノボ関連の記事】
- 【バラクラバ】防寒、日焼け対策、飛沫防止に便利なスノーボードグッズ。
- 【ドーピング】ボードコントロール力UP!楽してスノボが上手くなるアイテム4選!!
- 【UNIONストラータ】オールラウンドなビンディング。FLUX DSと比較してみた。
- 【初中級】21-22ハイブリッドキャンバーおすすめスノボ板。ソフトフレックス&オールラウンド。
- 【初心者】スノボ板の選び方。ツインチップのキャンバーが良いと思うよ。
- おじさんスノーボーダーのあれこれ。スノボ歴や道具、ゲレンデなど。