スキー場紹介第7回。
妙高杉ノ原スキー場。
こちらも新潟の中では南の方にあるスキー場です。
妙高杉ノ原スキー場
新潟県妙高市杉野沢にあるスキー場。
- 最長滑走距離 8.5㎞
- 標高差 1124m:TOP1855m / BOTTOM731m
- コース構成 初級40% 中級40% 上級20%
最長滑走距離8.5㎞のロングコースが最大の特徴。ですが、山麓のゴンドラだけで乗車距離3㎞と長く、リフト乗り継ぎが必要な最長コースまで行かなくてもロングコースを楽しむ事もできます。ロングクルーズ好きにはたまらないスキー場。マップを見ると割合的には初級コースが多いですが、場所によっては傾斜角度や起伏の変化が他のスキー場の初級より難度高めな印象です。
それほど集客が多いスキー場ではないですがゴンドラ1本に集中する設計になっているため、時期、曜日、時間帯によっては混雑しやすい。
休憩所、レストラン、ショップなどの施設は山麓に集中してます。スキー場上部、中腹にはトイレ含め施設はほぼありません。宿泊施設は近隣に他のスキー場もあるため、小規模な宿を中心に多数あります。
アクセス情報
高速なら上信越自動車道の妙高高原ICから10分前後。下道なら長野市内からは1時間少々。
高速ならIC降りた後の5㎞くらい、長野市からの下道なら最後8~10㎞くらい山道を通って到着です。全体的には勾配も大したことありませんが、途中、道幅も狭くそれなりに急勾配な箇所もあります。主要道路じゃない場所は除雪も間に合わない時もあります。何より豪雪地帯なので事前の道路情報の確認必須と、二駆ならチェーン車載しておいた方が無難。
道路情報はこちらでチェック。
近隣には黒姫高原スノーパーク、妙高池の平温泉スキー場、赤倉リゾートスキー場、赤倉温泉スキー場、少し足を伸ばせばロッテアライリゾートなどがあります。道路状況によっては行きやすいスキー場へ目的地変更するのも良い。また、上越の海産物を扱う店の集まった道の駅あらいもありスノボ以外にも楽しい場所です。
チェックポイント
杉ノ原ゴンドラ
ほとんどの人がメインで使う事になるゴンドラ。スキー場上部だけ回す人、パークだけ回す人以外は毎回乗る事になると思います。距離が3㎞あり乗車時間は10分ほどです。昔からあるタイプのゴンドラで定員に対して車内は狭い。多くの人が杉ノ原ゴンドラに集中するため、時期、曜日、時間によっては混雑しやすい。しかも山麓まで下ってしまうと混雑回避の手段はないです。駐車場やレストハウス、チケット売場からは近く便利ではあります。
パノラマゲレンデ上部・Sugi Park
斜度:平均12 / 最大16度 距離:1920m
最長ロングコースとは別のルートですが、斜度も緩く幅広のコースで滑りやすい。パークもあり多くのアイテムが設置されてますが、コース幅が広いため滑走メインの人でも楽しめます。ゴンドラが混み合う場合は、三田原第2高速リフトを使ってこのコースを回すのがオススメです。
ロングコースについて
gelanding+.tubeさんの動画。コンディションが良い時の、杉ノ原の爽快感が伝わる動画です。
スキーレジュームさんの動画。最長ロングコースを詳しく説明されています。
ロングクルーズは色々なゲレンデやコースを繋げて滑走するため、ある程度の雪面や傾斜の変化に対応できる滑走技術は必要と思います。綺麗な圧雪バーンや広く緩やかなバーンだけを回したい人、本当に初心者の人には向いていないかもしれません。
例えば、林間コースは多くのスキー場で初級向けに設定されてますが、それは「斜度が緩やか」と言う点においてだけだと個人的には思います。林間コースは幅が狭い、滑走ラインが残ったまま凸凹していて雪面が荒れている、木陰はアイスバーンになっている…など、むしろ私からすれば気を遣うコースです。
まとめ
とにかくコースが超長い。
最長滑走距離は8.5㎞もあって超長い。
ゴンドラも乗車距離3㎞あって超長い。
超長いゴンドラで到着するコースはどこを滑っても超長い。
超長いコースが超楽しい\(^o^)/
ここのスキー場はロングコース。特徴がはっきりしてます。設備面がやや弱いですが、ロングコース好きならば行く価値あり。本当に1本で足が疲れてしまうほど長いですが、眺めの良いバーンを流し、樹氷の林間を抜けて、レストハウスや宿を脇に見ながら、冒険するようなロングクルーズは楽しいですよ。