【新潟県】妙高池の平温泉スキー場。初中級者が滑りやすいウルトラワイドな一枚バーン。

スノーボード

スキー場紹介第6回。

妙高池の平温泉スキー場。

新潟県ですがそれほど北ではなく、長野市内からなら1時間少々の道のりです。

 

妙高池の平温泉スキー場

アルペンブリックリゾート | 天然温泉オールシーズンリゾート
妙高山麓にたたずむオールシーズンリゾート、アルペンブリックリゾート。 豊かな自然が織りなす景色と共に楽しむ日本でも有数の規模を誇るワイドバーンのスキー場。 初心者から上級者まで楽しめるマウンテンバイクパークと疲れた体には源泉掛け流しの露天風呂。 地のもので作り上げる和風創作レストランや品数豊富なホテルビュッフェでは雪深...

新潟県妙高市池の平温泉にあるスキー場。

  • コース数 15
  • コース構成 初級50% 中級40% 上級10%
  • 最大斜度 32度
  • 最長滑走距離 約4000m

メインの「カヤバゲレンデ」の広さ、滑りやすさが一番の特徴。初中級者やファミリーには最適だと思います。ウェブサイトを見ると多彩なコースがあるような表記ですが、個人的には「しらかばカプセルペア」と「池の平クワッド」の2リフトで滑れるコースを回すのが快適でオススメです。それ以外の場所は、コロナ縮小営業のため休止しているリフトがある、「アルペンブリックゲレンデ」のリフトは速度がとても遅い…などのデメリットがありました。もちろん、昨シーズン以前の過去の情報ですので最新の情報はウェブサイトで確認をお願いします。

スキー場施設やショップは山麓に集中してます。スキー場の上部や中腹にトイレはありますが、ゆっくり休憩できるような施設はありません。また、山麓の施設は昔から営業しているような店が多く、今風のリゾートというよりは良く言えばアットホームな感じです。

注意点として、私の経験からすると晴天率がけっこう悪い印象です。山と山に挟まれた谷間のスキー場のためか、雲というか、霧?が溜まりやすい地形なんですかね。視界が悪くなるとなかなか回復しないです。

 

アクセス情報

高速なら上信越自動車道、妙高高原IC降りて5~10分です。長野市内からなら下道で1時間ちょっと。妙高高原ICの交差点過ぎた後の2㎞くらい続く坂道が、降雪状況によっては二駆では厳しいかも。主要道路から外れ、地域住民とスキー場へ向かう車しか通らないような除雪の甘い道路になります。まぁ私は二駆スタッドレスでチェーンなしで行けています。何回かタイヤ空回りした経験があるくらい。ですが豪雪地域です。使わなくてもチェーンはあった方が無難。

道路状況はこちらと、ゲレンデのライブカメラから予測してます。

 

近隣には黒姫高原スノーパーク妙高杉ノ原スキー場赤倉リゾートスキー場赤倉温泉スキー場少し足を伸ばせばロッテアライリゾートなどがあります。また、上越の海産物などを扱う店の集まった道の駅あらいもありスノボ以外にも楽しい場所です。

 

おすすめポイント

リフト料金はやや安め。団体さんがいなければ人少なめ。

大人一日リフト券が4000円(21-22シーズン)とお安めです。

時期によって授業?修学旅行?で来ているような学生さんの団体を見かけましたが、それさえなければ比較的混雑しないスキー場です。

 

しらかばカプセルペア、池の平クワッド

私は主にこのリフトを使って滑ってました。

スキー場の主要なコースは回れますし、どちらのリフトもフードが付いていて快適です。晴天率が低いスキー場でしたが、リフト乗車中に雪が体に積もって大変だった…という記憶はありません。

しらかばカプセルペア。晴れていれば景色も最高。

リフトを境界にして左手がカヤバゲレンデのメインバーン。

右手が次の項目で書いてる今シーズンからの新パークの場所?

 

 

カヤバゲレンデ

妙高山の雄大な山裾の特長を活かしたトップクラスのワイドバーンは、幅広い層の皆様に安全で快適な滑走が楽しめます。

スキー場ウェブサイトにはそのように紹介されてますが、まさにそれ。快適な滑りやすさが好きで何度も行ってました。

ただし今シーズンは懸念材料もあります。

カヤバゲレンデは大きくメインとサブの2コースに分かれていて、サブは林間コースに繋がっています。2つのコースそれぞれ滑りやすく楽しかったのですが。今までメインコースの端にあったパークがサブコースの中間に移動するとの事です。

コースマップでは分からないですが、しらかばカプセルペアリフト沿線は非圧雪の段差が続いており、初中級層の滑走者には横断しにくい地形になっています。新パーク側のコースがアイテムで埋まって通常滑走に不向き、しかも横断もしにくいとなれば、多くの人がメインバーンに流れて混雑する事になるかも?

まぁ、逆に。この変更のメリットを考えるならば…

①以前は中央ペアリフト沿いにあったパークがなくなる事で、メインゲレンデをよりワイドな一枚バーンとして使える。②攻めた滑りを好むパーク利用者をスキー場向かって右サイドに寄せる事で、他の安全性を高める。③コロナ縮小営業が続くならば、中央ペアを今シーズンも運休しても支障が少ない。

と言った点ですかね。さて、どんな結果になるのやら。

 

アルペンブリックゲレンデ

平均斜度8度の広めのバーンと平均斜度7度の林間コースがあり、初心者やファミリーが滑るのには最適です。カヤバゲレンデに比べて更に人も少ないので安全な印象。ゲレンデ下部にはレストランや宿泊施設もあり利便性も高い。

先ほどアルペンブリックのリフトは速度がとても遅いと紹介しましたが、のんびり滑りたい人、体力がなく休憩したい人にとってはリフトでゆっくりできて良いのではないでしょうか?

 

スキー場、上部

主に池の平クワッドリフトから行けるスキー場の上部は、幅は広くないですが分岐して色々なコースが楽しめます。非圧雪コースやツリーランコースにも行けますし、コース脇はパウダーや地形遊びが楽しめる場所が多いです。

カヤバゲレンデ上部、野尻ビューコースからの眺め。右奥に野尻湖が見えます。

左に見えるのが、しらかばカプセルペアの終点。右が池の平クワッド。

また、滑走には全く影響ない話ですが、自衛隊が雪上訓練していてるのを何度も見かけた事があります。重そうな荷物を背負って雪上行進したり滑ったりしてました。超大変そう(;^ω^)

 

 

まとめ

初中級者に優しいコース構成。

スキー場下部は広く緩やかなバーンで滑りやすい。

コース脇から入り込める地形やパウダーゾーンが多い。

パーク位置の変更で滑走者の流れに影響出るかも?

晴天率はけっこう低い印象。

 

新潟県ですが長野市内からなら1時間くらいで行ける気軽なローカルゲレンデ。コース、設備など少々物足りない面もあり、遠方からこのスキー場だけ目当てで滑りに行く…というのはちょっと違うかもしれません。ですが、近隣に他のスキー場もあり、温泉もあり、上越の海鮮が食べられる道の駅もあり、何日かかけて色々回るには楽しい場所だと思います。

 

 

 

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