のんびり転職活動記録。
期間:失業1ヵ月~2ヵ月。
転職支援業者に聞かされた諸々の話。
リクルート〇〇〇とか、支援業者から聞かされた話。前回の内容と被ってる事もありますが。
私は退職した会社が再雇用を支援するという目的で、ある業者と契約していたため、まずはその業者を使わせてもらう事にしました。
転職にかける期間は3ヵ月が多い。
最初のガイダンスで気が滅入る事を次々説明されます。
転職活動にかける期間は3ヵ月が多く、長くて6ヵ月、1年も経つと危険との事です。
「失業期間が延びるほど、採用率、正社員登用率、賃金水準が下がっていく統計があります。」
なんてガイダンスで言われれば、「まだ失業1ヵ月だし、初回の雇用保険もまだ入ってないし、今月はどこに旅行に行こうかな~」なんて考えながら参加していた私はとても凹みました。
転職支援業者の種類。
業者の種類。これは担当者と雑談してて聞いた話。
1.企業がお金を払って契約した転職支援業者。
私が最初に利用した業者。今まで働いていた会社が「再就職頑張ってね」というお情けでお金を払って契約した支援業者。なので元の会社に転職活動の経過報告もするらしい。(どこに再就職したかは報告しないとの事。)私が「のんびり再就職するつもり」と主張したら、担当は「どちらでも良いですよ。別に再就職が決まっても決まらなくても我々にはこれ以上の報酬はありませんから」と、恐ろしい事をサラッと言ってましたね。
2.無料で登録できる転職エージェント。
ネットで無料登録できるタイプの業者。色々、有名な転職サイトありますよね?
「なんで無料で登録できるの?」「エージェントの人の給料はどこから出てるの?」と、ずっと疑問でしたが、エージェントを介して再就職すると、採用企業側がお金を払うシステムみたいです。しかも数百万という単位らしいですよ。ビックリです。つまり、求職者は商品です。なので、売れにくい商品(本人が頑張らない、身の程を知らない妥協しない、など)は、塩漬け案件になりやすいそうです。
転職と再就職は違う。
担当者との雑談②
これは気持ちの上で、というのが大きいかもしれませんが…
「転職と再就職は厳密には違う」らしい。簡単な話ですが、働きながらするのが転職、失業してからは再就職という認識。で、何が違うの?という事ですが…
- 採用する企業側が持つイメージが悪い。極論、失業1ヵ月でも1年でも同じ失業者。「現在この会社で必要とされ働いてます」という後ろ盾がない。日を追うごとに培ってきた実績や、その人自身の価値が落ちやすい。
- 失業だと追い詰められやすい。まず金銭面、生活が苦しくなる。特に雇用保険が終了間近になると焦って判断を誤ったり転職活動がままならない。また、無職という事で世間体が立たない。(と、自分で自分を追い詰めやすい。)
なので、一般的には働きながら転職活動する。という事らしいです。驚いた事に、だいたいの人は常に転職活動をしながら働いている…と、私の担当は言うのです。ホントですか?
履歴書、職務経歴書を書く。
さて、実際に支援業者に通い始めて何をしたかというと、履歴書や職務経歴書の作成でした。
とりあえず1回書いて。担当に修正案出されて、修正、再提出。これに1週間くらい。
まず困るのは、10年以上前の事を年月まで書き込むという作業。
この部署に異動したの何月の事だっけ?……そんなん覚えとらんがな!と思う。
まぁ、これはだんだん適当で良いか…と思えるようになってきます。というか、担当の人も、嘘はダメだけど、記憶違いなら問題ないとか言ってくるので(笑)
次に困るのが、前職の実績を記入するか…という事。
私が所属してた会社は、退職時に情報を漏らさないという念書にサインさせられます。
誓約違反になるのでは…?
というか、私は会社の希望退職に応募した形だったので、会社が提示した退職日が3~4か月後だったので、不真面目な事ですが退職が決まってから正直数字とかどーでも良い、という気持ちで過ごしてきたんですよね…
なので、ほぼ覚えてない。
仕事で使ってた手帳も、退職時の引越しで処分してしまった。
そもそも、会社の業績悪化での希望退職なので…
採用側の企業が求めるのは、前職で計画130%達成しました!とか、会社でトップの営業成績でした!この製品は私が開発しました!とかだと思うのですが、私の最終年度なんてコロナの影響でボロボロですよ…書く意味あるのか??
結局、実績は書いてません。
これから退職する人にアドバイスするとすれば、最終年の実績はどこかに控えておきましょうって事です。会社として、全体での実績が悪ければ、社内順位、部署順位、あるイベントでの上位実績などを控えておくと良いでしょう。
採用側企業も、公表されている数字でなければ確認する手段はありません。(嘘はいけません)
どのプラットフォームで求人情報を検索するか。
おおまかに履歴書等が完成したら、求人検索をしていきます。
ところで。いろいろ検索するプラットフォームってあるじゃないですか?
正直、私もまだ使いこなせてないですが、アドバイスしてもらったそれぞれの特徴を簡単に。
- 職安:地元企業の求人情報が見やすい。
- 無料エージェントサイト:上記しましたが、企業側が採用時にエージェントに多額の支払いをするので、採用に非常に慎重。だけど、お金を出しても人材が欲しい企業の求人情報がある。
- インディード:個別名出しましたが。求人情報のまとめサイト。職安のも他転職サイトのも掲載あり、各サイトへの窓口という感じ。
という事らしいです。
じゃあ、インディードで良いじゃんと思いますよね。担当にも、とりあえずインディード見るのが良いと言われました。ただし、各サイトそれぞれに登録すると非公開求人情報なるものが検索できるようなので、それぞれを見る価値はあります。(とても根気のいる作業ですが)
「検索して、良い求人がなく、今日はやめる」のくり返し。
ほぼ1カ月間ずっと。
一週間に数日、30分~1時間くらい求人検索して。気に入った求人がなく「今日は良いのがない」のくり返しです。週一くらいで転職支援業者と面談していたので、何かしらやらないとなーとは思うのですが、結局のところ、私は「次にやりたい仕事がない」ので「何となく」しか求人を見れませんでした。で、面談の度にのらりくらりと「良い求人ないですね~」とか「自分に何ができるか分からないので…」とか言うのです。そんな事をくりかえすうちに、気持ちの面でも、さらに働く気がなくなってきます。この記事書いてる現在でも思ってますが、毎日、働きたくない、金銭的には数年余裕あるし…なんて考えて過ごしてます。
ダメ人間です。
正直、今転職を考えている人に言いたいのは、「やりたい事がないなら今の仕事にしがみついた方が良い」のと「セオリー通り働きながら転職活動するべき」という事です。
次回に続く。